がんは、日本人の死因で最も多い病気です。現在、3人に1人ががんで亡くなっています。
『緩和ケア』という言葉のイメージとして、「がん治療ができなくなった方への医療」「がんの終末期に受けるもの」と思っている方も多いようです。
『緩和ケア』はがんと診断された時から行う、がんによる心と身体の苦痛をやわらげ、自分らしい生活を送れるようにするケアです。それぞれの症状にあった適切な治療やケアがあり、病院や薬局、訪問看護、訪問リハビリテーションなど、様々な人たちが協力しながら緩和ケアを実施します。
緩和ケアについて話を聞きたい、緩和ケアを受けたい時には、担当医や看護師、がん相談支援センターに話してみましょう。
がん相談支援センターでは、がん専門相談員としての研修を受けたスタッフが、がんの治療や療養生活全般の質問・相談を受け付けています。誰もが利用できる場所ですので、かかりつけの病院やお住いの地域に関わらず、電話でも相談できます。
また、がんで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、「がん相談支援センター」を紹介してみてください。
●宮崎県のがん相談支援センター
宮崎県立延岡病院 0982-32-6181【代表】
宮崎県立宮崎病院 0985-38-4107【直通】
宮崎県立日南病院 0987-23-3156【直通】
宮崎大学医学部附属病院 0985-85-1909【直通】
独立行政法人国立病院機構 都城医療センター 0986-23-4111【代表】
※代表番号へご相談の際は、「がんに関する相談」とお伝えください。
がん相談支援センターのご案内.pdf(PDF:751.3キロバイト) 