麻しん(はしか)にご注意ください
麻しん(はしか)とは
麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。
麻しん(はしか)にご注意ください(PDF:447.5キロバイト) 
麻しん(はしか)に関するQ&A(厚生労働省)(外部リンク)
主な症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れます。熱が2~3日続いて熱が下がった頃に頬粘膜に白い水疱(コプリック斑)が出現します。一度下がった発熱が再び39度以上の高熱となり、発しんが出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、1000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。その他合併症として、10万人に1人の程度で、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。
感染経路
空気感染、飛まつ感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。
治療方法
特効薬はなく、基本的には発熱に対する解熱剤など症状に応じた治療を行います。
予防と対策
手洗いやマスクだけでは、麻しんを予防することはできません。最も有効な予防法は、麻しん含有ワクチンの接種です。ワクチンを接種することで、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることでより強い免疫にするとともに、1回の接種では抗体が充分に産生されなかった方の多くにも免疫をつけることができます。
2回接種によって、体に免疫の備えができていると、ウイルスを早期に抑えこむことで、発症を防いだり(発症予防)、麻しんにかかったとしても症状が軽く、発熱等の症状の強さ、肺炎や脳炎といった重い合併症のリスクを下げたり(重症化予防)することが知られています。さらに周囲の方へ感染を広げてしまうリスクも下げることができます。このような理由から、ワクチンを2回接種することが非常に重要です。
ワクチンについては、下記ページをご覧ください。
MRワクチン(厚生労働省)(外部リンク) 子どもの予防接種