1．生活保護の内容 （ 扶助の種類 ） について

1. 生活扶助
   生活に必要な食費や光熱水費などの費用です。
2. 住宅扶助
   家賃、地代または住宅の修理などの費用です。
3. 教育扶助
   小中学校で必要な学用品代、給食費などの費用です。
4. 介護扶助
   介護サービスが必要な場合の費用です。
5. 医療扶助
   病気やけがのときの診察、薬剤などの費用です。
6. 出産扶助
   出産に要する費用です。
7. 生業扶助
   技能を身につけたり、就職の支度などの必要な費用です。
8. 葬祭扶助
   葬祭に要する費用です。

2．生活保護の決め方

生活保護は原則として、世帯（暮らしをともにしている家族など）を単位としてその世帯の最低生活費と世帯全部の収入を比較し、最低生活費に収入が不足する場合に、その不足する額が保護費として支給されます。

最低生活費

その世帯の実態（人数、年齢、健康状態、住んでいる地域など）をもとに国で決められた基準により計算された1ケ月分の生活費です。

収入

働いて得た収入、年金、手当など他の法律により支給される金銭、親や子、兄弟姉妹などの扶養義務者からの仕送り援助、資産を貸したり売ったりして得た収入など、世帯員全員のすべての収入を言います。

• 生活保護が受けられる場合
  収入が最低生活費に満たないとき
• 生活保護が受けられない場合
  収入が最低生活費を上回るとき

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