インフルエンザ(高齢者)
重症化を防ぐこと等を目的として、例年10月~12月にかけて65歳以上の方を対象にインフルエンザワクチン接種事業を実施しています。接種に関してはまれに副反応(副作用)が現れる場合もあることから、自己判断となりますのでくれぐれもご留意ください。
接種対象者について
美郷町に住民票があり、接種日に65歳に達している者、60~64歳であって心臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害のある者で身体障害者手帳1級を有する者。
接種費用について
1,000円の自己負担で接種することができます。また生活保護受給者の方は無料で接種できます。 詳細については、インフルエンザワクチン接種事業が始まる前に町報やチラシ等でご案内します。
高齢者肺炎球菌予防接種
肺炎球菌が原因で起こる肺炎を予防する効果があります。
美郷町では定期接種対象者(年度年齢で65・70・75・80・85・90・95・100歳と60~64歳で心臓・腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害がある方で身体障害者手帳1級を有する方)と71歳以上の方や66~69歳で心臓・腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害がある方で身体障害者手帳1級を有する方の任意接種についても助成しています。
過去に1回でも肺炎球菌の予防接種を受けたことがある方は対象外です。
大人の風しん予防接種費用の一部を助成します。
近年、大人で風しんにかかる方の割合が増えています。主な感染者は30~40歳代の男性です。
妊娠初期の妊婦さんが感染すると、難聴や心疾患、白内障、発達障害などの先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれてくる可能性があります。
妊娠中は予防接種が受けられないため、妊娠を予定又は希望している女性やそのパートナーが予防接種を受けることが重要です。
先天性風しん症候群の発生と予防のため、美郷町では風しん予防接種費用の一部助成を実施します。
子どもの予防接種
日向市東臼杵郡医師会、県医師会に所属している医療機関において子どもの予防接種を受けることができます。予防接種を受ける際には次のことに気をつけましょう。
・接種を受ける子どもの日頃の状態をよく知っている保護者が連れて行って下さい。近所の人や親の友人等では受けられません。
・赤ちゃん訪問の際、お渡ししている「予防接種と子どもの健康」を必ず読んでお受けください。
・接種当日は、必ず母子健康手帳を持参してください。
異なるワクチン間の接種間隔の変更について
異なる種類のワクチンを接種する際の接種間隔のルールが一部変更されます。
令和2年10月1日から異なるワクチンの接種間隔について注射生ワクチンどおしを接種する場合は27日以上あけることとし、その他のワクチンについては制限がなくなりました。
ただしあくまでも異なるワクチン間の接種間隔についてですので、同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔の制限は従来どおりとなりますのでご注意ください。国立感染症研究所
小児の予防接種スケジュール.pdf(PDF:1.36メガバイト) 
発熱や接種部位の腫れがないこと、体調が良いことを確認し、かかりつけ医に相談の上、接種を受けてください。
ワクチンの接種間隔の規定変更に関するパンフレット https://www.mhlw.go.jp/content/000674724.pdf
子宮頸がん HPVワクチン接種について
副反応の影響から積極的接種勧奨の差し控えが行われていましたが、令和4年度より積極的に接種勧奨すること、接種機会を逃した者に対し接種の機会を与えること(キャッチアップ接種)とされました。また、今まで2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)のみ公費で接種できていましたが、令和5年度より9価ワクチン(シルガード9)も公費で接種できるようになりました。
厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/
宮崎県ホームページ https://www.pref.miyazaki.lg.jp/kansensho-taisaku/kurashi/hoken/hpv.html
HPVワクチンについて
子宮がんには、子宮の頚部にできる「子宮頸がん」と、子宮体部にできる「子宮体がん」の2種類あります。HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を予防します。
子宮頸がんの原因のほとんどが発がん性HPVの感染です。HPVには、100を超える型があり、そのうち約15~20の型が発がん性をもっています。中でも16型と18型が日本では約6割の子宮頸がんの原因となっています。
HPVは主に性交渉で感染します。性交渉の経験がある女性の80%が感染し、そのうち約10%が持続感染となります。感染から10年以上経過すると、子宮頸がんへと進行することがあります。また、中咽頭がん、膣がん、外陰がんなどの原因ともいわれています。
公費で接種できるHPVワクチンは、サーバリックス、ガーダシル、シルガード9の3種類です。同じワクチンを上腕の筋肉に6か月で合計2回または3回接種します(9価ワクチンについては、15歳になるまでに接種を開始すると、5か月以上間をあけて2回の接種で完了となります)。ワクチン接種後、痛みや腫れ、赤みなどの症状があったり、また倦怠感や頭痛の訴えが6割前後あります。非常にまれに急性のアレルギー反応を起こす人がいますが、ほかのワクチンでも同等といわれています。
接種対象者について
定期接種対象者:中学校1年生~高校1年生相当年齢の女性
キャッチアップ対象者:平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性
※お手数ですが、キャッチアップ対象者で接種済みの場合は、ご連絡をいただけると助かります。
接種期間について
定期接種対象者は高校1年生相当年齢まで、キャッチアップ対象者は令和7年3月31日までは無料で接種できます。
接種医療機関について
必ず事前に医療機関にご予約ください。
キャッチアップ対象者で県外での接種を希望される方は、健康福祉課までご連絡ください。
接種時、接種後について
・コロナの予防接種との間隔は2週間以上間を空けるようお願いします。
・接種後の副反応については、まずは接種医療機関にご相談ください。相談しにくいときは、健康福祉課 予防接種担当までご連絡ください。
・HPVワクチン接種後も、2年に1回は子宮がん検診を受けましょう。