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美郷町備長炭製炭技術保存会の活動について

最終更新日:

名称:美郷町備長炭製炭技術保存会の備長炭製炭

種別:無形民俗文化財

保存団体:美郷町備長炭製炭技術保存会(会長 上杉貴敬)

 

「美郷町備長炭製炭技術保存会の備長炭製炭」が令和3年2月25日に県の無形民俗文化財に指定されました。

美郷町は江戸時代から木炭の主要な生産地です。製炭者たちは他地域の技術を取り込み、製炭法や窯の改良を行うことで、独自の製炭技術の確立に努め、品質の向上を図ってきました。

自生するアラカシを原木として使用し、「小窯(本窯の下に設けられ乾燥焚きを行う窯)」を導入して、窯内の温度を徐々に上昇させ、原木を炭化・硬化させる製法を用いています。

また、約30年間隔で木炭原木のカシを伐採することが、自然林の保全となり保水力の高い山と豊かな河川を育み、やがて大海へ流れ込む自然輪廻を形成しています。これは、現在問われるSDGs(持続可能な開発目標)の達成へ向け大きなヒントとなるでしょう。

森と人との関わり、そして幾多の製炭者が試行錯誤を重ね、炭の品質向上に努めてきた歴史と技術を美郷町備長炭製炭技術保存会が継承し後継者に伝えていく活動が認められたことによるものです。

 

【美郷町備長炭製炭技術保存会とは】

 製炭技術を継承し後継者を育成することを目的として、平成26年11月24日に美郷町備長炭製炭技術保存会が結成されました。Iターンなど県外からの就労者も積極的に受入れながら製炭が続けられています。

 現在29世帯が加入しており、内10世帯が町外からの移住者で構成されています。

  • 令和3年2月26日、県指定無形民俗文化財に関する記者発表を行いました
  • 令和3年2月26日、県指定無形民俗文化財に関する記者発表を行いました。
  • 窯の温度は1000度を超えます。 炭は一度に出さず少しずつ「ねらし」を加えながら窯の外へかきだします
  • 窯の温度は1000度を超えます。

    炭は一度に出さず少しずつ「ねらし」を加えながら窯の外へかきだします。

  • 出てきた炭_t_s
  • 炭と炭が触れ合うと金属のような音が響きます。


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